2020年5月25日(月)、国の緊急事態宣言が全面解除となりました。
今回の「新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言」について、私なりにまとめてみました。
今回は、第1回緊急事態宣言の流れです。
緊急事態宣言の流れ
緊急事態宣言の発令
2020年4月7日、安倍首相より緊急事態宣言が発令が発表された。期間は5月6日まで。
但し、対象地域は限定されており、7都府県(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、 福岡)のみ。
緊急事態宣言の対象地域が全国となる
2020年4月16日、緊急事態宣言の対象地域が全国となった。期間は変わらず5月6日まで。
また、7日に宣言を先行させた7都府県と感染者が急増する北海道、茨城県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府の6道府県の計13都道府県について、特に重点的な対策を進める「特定警戒都道府県」と位置付けられた。
緊急事態宣言を延長
2020年5月6日までとなっていた全国の緊急事態宣言が、2020年5月31日まで延長と安倍首相により発表された。
緊急事態宣言の一部解除を表明
2020年5月14日、全国の緊急事態宣言を一部解除が安倍首相より表明された。対象地域は39道府県。
緊急事態宣言発令継続の都道府県は、北海道、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の5都道県。
緊急事態宣言の全面解除を表明
2020年5月25日、緊急事態宣言について、全面解除が安倍首相より発表された。これにより、北海道、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の5都道県についても解除となった。
新しい生活様式の呼びかけ
厚生労働省より新しい生活様式が公表された。
<感染防止の3つの基本>
- 人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける。
- 遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ。
- 会話をする際は、可能な限り真正面を避ける。
- 外出時、屋内にいる時や会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用する。
- 家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる。
- 手洗いは30秒程度かけて水と石鹸で丁寧に洗う。(手指消毒薬の使用も可)
移動に関する感染対策
- 感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える。
- 帰省や旅行は控えめに、出張はやむを得ない場合に。
- 発症した時のため、誰とどこで会ったかメモにする。
- 地域の感染状況に注意する。
日常生活を営む上での基本的生活様式
- まめに手洗い・手指消毒。
- 咳エチケットの徹底。
- こまめに換気。
- 身体的距離の確保。
- 3密の回避。(密集、密接、密閉)
- 毎朝で体温測定、健康チェック。発熱又は風邪の症状がある場合は無理せず自宅で療養。
日常生活の各場面別生活様式
買い物
- 通販も利用。
- 1人または少人数ですいた時間に。
- 電子決済の利用。
- 計画をたてて素早く済ます。
- サンプルなど展示品への接触は控えめに。
- レジに並ぶときは、前後にスペースをとる。
公共交通機関の利用
- 会話は控えめに。
- 混んでいる時間帯は避けて。
- 徒歩や自転車利用も併用する。
食事
- 持ち帰りや出前、デリバリーも利用する。
- 屋外空間で気持ちよく。
- 大皿は避けて、料理は個々に。
- 対面ではなく横並びで座る。
- 料理に集中、おしゃべりは控えめに。
- お酌、グラスやおちょこの回し飲みは避けて。
冠婚葬祭などの親族行事
- 多人数での会食は避けて。
- 発熱や風邪の症状がある場合は参加しない。
娯楽、スポーツ等
- 公園はすいた時間・場所を選ぶ。
- 筋トレやヨガは自宅で動画を活用する。
- ジョギングは少人数で。
- すれ違うときは距離をとるマナー。
- 予約制を利用してゆったりと。
- 狭い部屋での長居は無用。
- 歌や応援は、十分な距離かオンライン。
働き方の新しいスタイル
- テレワークやローテーション勤務。
- 時差通勤でゆったりと。
- オフィスはひろびろと。
- 会議はオンライン。
- 名刺交換はオンライン。
- 対面での打合せは換気とマスク。
引用:厚生労働省
他にこまごまとした内容はありますが、大きくはこんなところでしょうか。
次回は、緊急事態宣言で悪かったことについてです。
それでは、また。
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